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鉄骨ボレロ 終演。

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こんにちは。
渡部慎です。

鉄骨ボレロ第4回公演
『天使なんかじゃない!!!』
7月29日をもちまして、無事に全公演を終了致しました。ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。

キャスト、スタッフさん、沢山の素敵なお客様と舞台を一緒に舞台を創り上げられたことを光栄に思います。

今回僕が演じたマサルくんという男の子は「タイムマシンを作る」という夢を持っていること以外はごく普通の高校生です。今の科学力では無理と分かっていながら、いつか完成することを夢見て授業をサボってタイムマシンの部品をコツコツ造っています。でも頭はいいからテストはいっつも学年上位。多分マサルくんが授業をサボっているのは自分の意思じゃなく加藤くんや松浦くんに誘われて、なんとなくなんだと思います。マサルくんの中で本当に友達と呼べるのは中学時代に一緒の学校に通っていた五反田くんだけ。マサルくんは愛知県に引越して彼と離れた後も友達の理想像として心の拠り所にしていたんじゃないかな。それが未来の自分と出会い、千代田くんが引きこもってしまう事件が起こることで
、自分にとって友達とはなんなのか、自分が他の人からどう思われていて実は沢山の友達が僕のことを支えてくれていたんだということに気付いて五反田くんと決別する。七曲くんも鬼塚くんも千代田くんも松浦くんも杉本くんも加藤くんもみんな友達であることに気付くんです。もちろん五反田くんも友達。多分未来の自分に出会わなければ友達なんておざなりにして、独りよがりな人生を歩むことになっていたのかもしれない。そして、それが未来から来た自分の正体なのかもしれない。彼は五反田くんのことも眼中になく研究に没頭してしまったのかな。そして完成したタイムマシンをめぐって世界が大変なことになってしまう。だから、タイムマシンを造ることを諦めるよう過去の自分にお願いする。結果と
してその行為が正解なのか、その後の世界がどうなっていくのかはこの作品では描かれていないけれど、きっと上手くいく。だって、何よりも大事なことに気付くことができたんだもん。マサルくんならきっと悪用できないタイムマシンを造ることができるんじゃないかな。
話は変わるけど、この間電車で隣に座っていたお年寄りの方がアナログな小型のラジオを持っているのを見て、技術は確実に進歩しているんだなあと。もしかしたらタイムマシンが完成するのは近い話なのかもしれないなあと思いました。もしタイムマシンができたら、僕は何をしようかなあと考えたけど、何もしなくていいかなあと。やっぱり今が一番大事だから。